概要 †
日時:2015年3月1日(日)10:00~12:00
場所:御所南小学校 3階 体育館
進行:銅駝学区自治連合会 辻本会長
プログラム †
1.開会 †
春日学区自治連合会 松本会長より、開会の挨拶と、これまでの経緯の簡単な説明が行われた。
2.ワークショップ「どのような子どもに?」を考える †
5つのグループに分かれて、以下のワークショップを行った。
- 各自で、「どのような子どもに育ってもらいたいか」を付箋紙に書き出す
- グループ内で、書き出した内容を「考える力」「人間性」「健康・体力」に分類する。
- こどもを木として考えて、「考える力」「人間性」「健康・体力」が「根」「幹」「枝葉」のどれにあたるかグループで議論する。
- 各グループの検討結果を発表する。





3.新しい小学校の教育構想について †
京都市教育委員会学校指導課 村上参与から、教育構想について説明があった。
- 2020年から新しい学習指導要領に切り替わるが、2018年の開校時から先取りしていく。
- 従来の指導要領は目標と内容を示して方法は学校に任されていたが、新しい指導要領では内容を「資質・能力」で規定する。
- 先生から児童に一方的に知識を伝達する教育から、アクティブラーニングへ。
- 根拠をつけて意見を述べ、他人の意見を聞き、違いを認める。




4.意見交換「重点に置きたい教育について」 †
挙手制で、重点に置きたい教育について意見を募ったところ、以下の意見が挙げられた。
- 京都の伝統文化に触れる機会を。なぜ伝統文化が大切か、なぜ受け継いでいるのか。
- テクノロジーに触れる機会を。(ロボット、科学、アート、映像、アニメ、医療、音楽、コンピューター、特にプログラミングなど)
- 国際バカロレア教育は、今の子どもたちが大学になる頃には当たり前になっているかもしれない。国内にはまだ小学校のモデル校がない。
- 国際化に触れるため国際学級の設置を。港区で設置して人気になった事例がある。新しい学校は児童数が減る事が懸念されているが、京大の外国人の先生の子どもなどが集まれば、懸念も解消されるのでは。
- 金融リテラシー、お金のことについて最低限身に着けるべき判断力。経済に感心を持つ。
- ワークショップで多様性を認めながらイノベーション教育を。システム思考、デザイン嗜好を取り入れて、イノベーティブな人材を輩出できるように。大人も参加するのも良いかもしれない。
- 現在ある職業は、10年後、20年後には65%がなくなると言われている。そういった時代で生き抜くための、変化への適応力、無から創造する力をつけてほしい。
- 京都はイノベーティブな企業が多いため、企業から研究者を招いて話してもらう。カッコイイ大人が来て話してくれる。
- 自然との関わり、出会い。
- 便利なものが普及しているが、それに飲み込まれないようにアナログに拘る時間が必要。
5.学校行事、部活動等について †
昨年市教委から配布された、独立校・分校の比較表に基づいて、学校行事や部活動の運営のしかたについて説明があった。

6.閉会 †
市教委の大山課長より、今後の予定について案内があった。6月に第2回、10月に第3回の意見交換会を実施する。
銅駝学区自治連合会 辻本会長より、意見交換会のまとめと、今後の協力依頼があった。