概要

日時:2014年6月22日(日)13:30~
場所:銅駝会館 会議室

京都市教育委員会学校指導課:村上参与、大山課長
銅駝自治連合会:銅駝自治連合会 辻本会長(司会進行)

結論

  • 今年の秋までに、春日小学校跡地に平成30年に開校する新校舎を、御所南小学校の分校とするのか、独立校とするのか決める必要がある。
  • 夏の終わり頃にまた会合を持ち、銅駝学区の意見をまとめたい。子供のことを考えて、大人が決めていく必要がある。

経緯説明

  • 銅駝自治連合会辻本会長より、今年2月に京都市から配布された資料に沿った今までの経緯の説明と、下記の説明があった。
    • 6月2日の未来構想検討委員会において、京都市教育委員会から、児童数の増加傾向に歯止めがかかってきたことから、新校舎の開校時の通学区域は春日および銅駝学区の2学区のみとするという方向性が示された。
    • しかし、児童数の増加傾向に歯止めがかかっているということは、春日・銅駝の2学区では1学年あたりの児童数が少なく新校舎が学校としての体をなさなくなる可能性がある。そのため、6月5日に自治連合会の本部役員が京都市教育委員会から説明を受けた。
    • 銅駝自治連合会は、銅駝学区の住民に現状を説明して意見を聞く必要があると判断し、本日の説明会を開催した。結論を出すのは9学区による話し合いになるため、この場は結論を出す場ではなく、銅駝学区の住民の意見をいただくための場である。
  • 京都市教育委員会の大山担当課長より、当日配布した児童数推計の表の説明と、下記の説明があった。
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    • 平成24年(2012年)1月に9学区の自治連会長より要望が提出され、春日小学校跡地に新校舎を建設するということで今まで検討を続けてきた。新校舎は、平成28年度に建築工事の着工、平成30年4月に開校の予定である。
    • 京都市は財政難のため国から補助金をもらいたいが、補助金が支給される条件として、平成27年度に条例で新校舎の建設について決めておかないといけない。
    • 平成27年度に条例を決めるためには、今年の秋までに通学区域の住民の意見を聞いて、新校舎を御所南小学校の分校という位置付けにするのか、独立校にするのかを決める必要がある。
    • これまで通学については、「春日・銅駝学区から行うこととし、児童数の変動によって適切に対応する」としていたため、児童数の今年度の推計をもとに判断した。
    • 配布資料の児童数スライド推計については平成32年度に1学年2学級になっていない学年があるが、数人の増減で変わるためその時が近付かないとどうなるかわからない。児童数の推移に注意して柔軟な対応をする。
    • 6月2日に9学区に対して通学区域の方針についての確認をし、検討の次のステップ(分校にするのか独立校にするのか)に入ったところである。

分校か独立校か

  • 京都市教育委員会の大山担当課長より、配布資料に沿って分校と独立校の違いについての説明があった。
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    • 分校にする場合、正式名称は「京都市立御所南小学校○○分校」となるが、分校という名称はイメージが良くないため、通称としてそれぞれ「京都市立御所南小学校○○校舎」という呼び方を用いる。
  • 京都市教育委員会の村上参与より、学校教育目標について、スライドを用いて説明があった。
    • 分校と独立校のいずれの場合も、御所南小学校と同様に「コミュニティスクール」「京都御池中学校との小中一貫教育」を継続する。
    • 御所南小学校では、「総合学習」「読解科」を重点目標とし、探求心、共同的に学ぶ、小集団学習に力を入れてきた。
    • 独立校の場合の案として、「言語活動の充実」「外国語教育の充実」を考えている。御所南小学校の「総合学習」「読解科」を大事にしつつ、「言語活動の充実」「外国語教育の充実」をやるのも可能であり、御所南小学校での取り組みを考え直して外国語教育に力を入れることなども可能である。
    • 分校の場合は、元の教育(「総合学習」「読解科」)を大事にしつつ、外国語などに力を入れる。本校と分校で情報交換や調整しながら決めていく。

住民からの意見・質疑応答

通学区域について

  • 児童が減少して学校として体をなさないと判断されるのは、1学年あたり何人まで減ったときか。現在の想定が崩れる可能性はどれくらいか。
    • 特に基準はなく、地域や保護者の方に状況を見て判断していただくことになる。現在の推計では当面2学級は確保できるが、20年後、30年後はわからない。今のところは対応を考えていない。(大山)
    • 御所南小学校の児童数増加については、住民が声を上げるのが遅かった。地域住民としても反省して勉強し、今後の児童数の推移について、住民が目を光らせていかないといけない。(辻本)
  • 児童数が減少して学校として維持できなくなった場合、新校舎を廃校にして御所南小学校に戻すのか、他の学区から新校舎に通学するようにするのか。
    • その時にならないとわからない。状況を見て住民の皆様の知恵を借りながら判断する。そうならないように新校舎がいい学校になるよう考えているので、住民の皆様も一緒に考えて欲しい。(大山)
    • 廃校して御所南小学校に戻るのかは、新校舎の児童数だけでなく、御所南小学校の児童数の推移も考えないといけない。我々が今やるべきことは、新校舎を良い学校にすることである。学校任せにするのではなく住民も考えていかないと、児童数の減少に繋がってしまう。(辻本)
  • 春日・銅駝以外の7学区はマンションを建設する土地もまだあり、御所南小学校のブランドもあるため、今後も児童数の増加が予想される。将来的に7学区も分割する必要が出てくるのではないか。
    • 現在の想定では、7学区はプレハブ教室を使用しなくても良い規模になる。児童数の伸び率は鈍化しているため、何が起こるかはわからないが、御所南小学校に入りきらなくなることまでは想定していない。(大山)
    • 開校時は2学区というだけであり、その後については話し合うということになっている。(辻本)
  • 新校舎を御所南小学校以上の学校にしないと、春日・銅駝学区に人が来なくなる。分校または独立校のどちらになるにしても内容を練って宣伝しないと難しい。

分校にするか、独立校にするかについて

  • 子供が4年生の時に新校舎が開校するが、新しい学校に変わって教育方針が変わるのではないかと不安である。また、御所南小学校でやっていたクラブ活動が、新校舎は規模が小さいためにできない可能性もあるので、学校とは別のスクールに通わせるなども検討したい。そのために早く分校にするのか独立校にするのか決めて欲しい。
  • 東京都の小学校で外国語教育に力を入れて児童数が増加したり、地価が上昇した例があると聞いた事がある。また、外国語教育に特化した国際バカロレア( http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/index.htm )の認定校を募集しているが、京都で認定されたら話題になるのではないか。独立校にするならばこれが合うのではないか。分校にする場合は認定を受けられるのか。
    • 国際バカロレア教育は高校では始まっているが、小学校の例についてはまだ聞いていない。まだこれから研究が進んでいく段階である。先ほど外国語教育について目標に挙げたのは国際バカロレアを視野に入れたものではなくたまたまで、力を入れるとしたら理数系か、英語になる。市教委としても考えられるようにしたいし、京都御池中学校でも英語に力を入れようとしているので、小学校での取り組みも徐々に考えていかないといけない。分校でも認定を受けられるかは聞いておく。(村上)
  • 自分の子供は3年生から新校舎に通学するが、途中から新しい教育に入っていけるのか、フォロー体勢が気になっている。
  • 門川大作京都市長が、新校舎の児童数が減ったら別の施設に流用できるようにしておくよう言っていたと聞いている。
  • 工事期間中の学童保育はどうなるのか。
    • 学童保育は、グラウンドにプレハブを建設する。(大山)
  • 開校時は子供が6年生だが、京都御池中学校に通学することになるのか。
    • 京都御池中学校ブロックは小中一貫教育であり、新校舎も6年生は京都御池中学校に通学する。(大山)
  • 住民の意見を吸い上げてもらえるチャンスはあるのか。4年生から新校舎に通う子供がいるが、新校舎の教育目標が異なる場合、それまで御所南小学校でどうしていくのか。
    • 住民の意見は自治連会長で集約していただいて検討する。地域と共に、と標榜しているため、取り入れていきたい。(大山)
    • 一部の人の意見では動いていただけないので、学区の意見としてまとめて持っていくことになる。(辻本)
  • 新校舎の所在地は上京区にあり、独立校になった場合、上京区だから京都御池中学校に行けないということはあるのか。
    • 京都御池中学校区であることは変えない。(大山)
  • 現在の推計では1クラス20人程度になる。新校舎が魅力的な学校になれば児童数も増えるだろうが、そのやり方はどう考えているのか。予算を多くつぎ込んだりなどするのか。
    • 地域と一体となった教育をしていく。住民の皆様にも協力をお願いする。(大山)
  • 新校舎の所在地は上京区になるが、京都市は1行政区あたり1行政機関にしようとしている。たとえば、新校舎で食中毒があれば上京保健所の対応になるのか。御所南小学校であれば中京保健所になる。
    • どうなるかは具体的に答えられないが、ほかにも行政区をまたいだ例はあるため、開校までには整理したい。(大山)
  • 学校教育目標についての説明を聞いて、市教委は独立校を推していると感じた。新校舎の基本計画では校長が管理しやすいという観点で住民案が否定されたが、分校になった場合はたまにしか来ない校長が学校を見られるとは思えない。
    • 独立校の場合について説明しただけであり、推しているわけではない。(村上)
  • 分校にした場合、御所南小学校の教育を引き継ぐということがメリットとして挙げられているが、独立校でも引き継ぐ事は可能であり、分校でないとできないわけではない。
  • 分校で連携して一体的に活動するというのは、物理的に場所が離れているため考えにくい。クラブ活動等個別の場合については1つ1つ検討して連携したら良いと思うが、分校でも独立校でも関係なくできるのではないか。
  • 独立校になった場合、学校運営協議会はどれくらいの人数が必要なのか。
    • 決まりはないが、10人くらいである。(大山)
  • 「学校はしてくれるのか」という形の質問が多かったが、学校運営協議会が方針などを決めることになると思うので、地元の意見は反映させやすいはずだ。しかし、分校となると、学校運営協議会が9学区の意向で決めた後、再度分校の2学区で決めるという二度手間になり、意味がない。(むしろ、西側7学区の意向で分校のことが決められてしまう懸念がある。分校を考えてくれないならまだまし、総体として分校を犠牲にする判断もあり得る。)
  • 学校名は「春日銅駝」もしくは「銅駝春日」と付けたら自分たちの学校であると親しみを持てるのではないか。

添付資料

  • 御所南小学校問題説明会の開催案内
    2014-06-22_information.jpg
  • 当日配布資料
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Last-modified: 2014-06-24 (火) 22:37:34